GMがテレビCMを撤回、中国人を「不快」にさせる歌詞理由で

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(ユーチューブから)

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ニューヨーク(CNNMoney) 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は3日までに、新型の小型スポーツ用多目的車(SUV)のテレビ宣伝に使った曲で中国人に不快な感情を与えかねない歌詞があるとの苦情を受け、この宣伝を全面撤回したと発表した。

GMにとって中国は最重要な市場の1つで、米国市場より多い台数を販売している。

新型車「シボレー・トラックス」販売に合わせた問題の宣伝は今年3月4日にカナダのテレビ局で放映が始まった。採用された曲は1938年に出来た「オリエンタル・スウィング」で、小説の中国人の悪人「フーマンチュー」や漫画の登場人物「スージーQ」、清朝、食事「チャプスイ」などの言葉が盛り込まれていた。

曲の中にはまた、日本の「芸者」やアラブ世界の「族長」への侮蔑とも受け止められる歌詞も含まれていたという。

問題視されかねない歌詞は香港地元紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが報じたことを受けGMは1日、広告の全面取り下げを決定した。同社はまた、曲の利用で謝罪も表明した。

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