米大学の卒業生年収、プリンストン大が2年連続トップ

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これに対し、下位10校を卒業した中堅クラスの平均年収は、前回とほぼ同じ4万4490ドルだった。これらの大学には芸術分野など伝統的に収入の低い専攻分野があり、生活費の安い地域に位置することなどが特徴だという。

専攻分野別では、中堅クラスの年収が最も高かったのが石油工学の16万3000ドル、2位は航空工学の11万8000ドルだった。

一方で、仕事のやりがいは年収の高さと必ずしも一致していないことが分かった。例えば、「仕事で世界をより良い場所にしている」と答えた卒業生の割合が最も高かったのはフロリダ病院付属健康科学大学の97%だったが、平均年収は中堅クラスで7万1100ドル、新人クラスで5万2000ドルにとどまっている。

卒業生が有益な専攻だったと感じている分野には看護、特殊教育、医療技術があり、反対に役に立たないとされたのは映画製作、服飾販売、服飾デザインの各分野だった。

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