米加州で銃乱射、子ども1人を含む4人死亡 容疑者重体

米カリフォルニア州で銃乱射事件が発生し、子ども1人を含む4人が死亡した/Mark Rightmire/MediaNews Group/Orange County Register/Getty Images

2021.04.01 Thu posted at 17:00 JST

(CNN) 米カリフォルニア州オレンジ市のオフィス街で3月31日夜、銃乱射事件が発生し、警察によると子ども1人を含む4人が死亡した。

警察によると、これとは別に1人が銃創で重体となり地元病院に搬送された。

警察は記者会見で、発砲の通報を受けて警官隊が午後5時半ごろに出動したと説明。現場で警官隊が銃撃を受けたことも明らかにした。

容疑者は病院に搬送され、銃による傷で重体だという。警察は容疑者や犠牲者についてこれ以外の情報を明かしていない。

警察によると、オレンジ市では1997年以来、今回のような事件は起きていなかった。「犠牲者と遺族、地域社会、警察にとって大きな悲劇だ」としている。

事件を受け、記者団からの質問に答えるオレンジ市警のジェニファー・アマット警部補

乱射事件の報道を受け、政界からは直ちに非難の声が上がった。

カリフォルニア州のニューサム知事はツイッターで、「恐ろしく悲痛」な事件が起きたと述べ、「われわれの心は今夜の悲劇の影響を受けた家族と共にある」と表明した。

同州選出のポーター下院議員は状況を注視していると説明。「オレンジ郡で起きた銃撃事件の報道に深く心を痛めている。情報収集を続ける中でも、私は犠牲者やその関係者に寄り添い続ける」と述べた。

CNNは実行犯を除き4人以上の死傷者が出た銃撃事件を乱射事件と定義している。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。