まるでインデペンデンス・デイ? シドニー上空に巨大雲出現

今回観測されたのは棚雲と呼ばれる雲で、気象専門家によれば、強い雷雨に伴って発生する

2018.01.11 Thu posted at 11:25 JST

(CNN) オーストラリア・シドニーの上空に、まるでSF映画「インデペンデンス・デイ」に登場する円盤のような巨大雲が現れた。

巨大雲は9日夕刻に現れてシドニーの上空を覆い、オージーたちを感嘆させた。

この光景を写真に収めた男性はCNNの取材に対し、「巨大な、やや灰色がかった雲が近付いてくるのが見えた。シドニーの雷雨は素晴らしい光のショーになるのでワクワクした」「風がすごく強くなったけれど、インデペンデンス・デイのような雲が近付いてくるのはスリリングだった」と話している。

シドニー大学准教授の女性は、シドニー郊外のマンリービーチで巨大雲の写真を撮影した。

今回観測されたのは棚雲と呼ばれる雲で、気象専門家によれば、強い雷雨に伴って発生する。低く垂れこめた雲が雷雨をもたらし、大抵は強風を伴うという。

シドニーではそれほど珍しくない現象で、世界各地でも発生している。

雷雨が収まると大抵は素晴らしい夕日が訪れ、青く澄んだ海と上空にかかる暗い雲のコントラストが息をのむような光景をつくり出す。

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