挙式直後の花嫁が撃たれて死亡、夫と子どもも重傷 フランス
(CNN) フランス南東部アビニヨンの近郊で、結婚式を終えたばかりの27歳の花嫁が何者かに射殺される事件があった。
地元検察の22日の発表によると、事件は現地時間の同日午前4時半ごろ、アビニヨン近郊のグルト村で発生。25歳の夫と13歳の子どもも重傷を負った。
2人は21日、約100人の招待客に囲まれて結婚式を挙げた後、車に乗って会場を後にしようとしたところ、1台の車が後ろに止まって妨害。車から出てきたフード姿の複数の人物が、被害者らを狙って銃撃した。
襲撃犯のうち1人は現場で死亡し、残りは徒歩で現場から逃走した。別の招待客1人も軽傷を負った。
週明けには検視が行われる予定で、検察は犯罪組織による殺人と殺人未遂の容疑で捜査に乗り出した。
地元の首長はCNN提携局BFMTVの取材に対し、「グルトは静かな村で、こんな事件が起きたことはなかった。24時間たってもまだショック状態にある」とコメントしている。
BFMTVによると、アビニヨンでは22日にかけて、別の銃撃事件で3人目の死者が出た。この二つの事件が関係しているのかどうかは分かっていない。