イスラエル軍が空爆、8人死亡 レバノン南部
(CNN) 中東レバノン南部の港湾都市サイダで27日、イスラエル軍による空爆があり、レバノン保健省によれば、少なくとも8人が死亡したほか、25人が負傷した。
サイダはレバノンでも最も大きな都市の一つ。首都ベイルートとスールの間に位置している。ベイルートとスールは、イスラエルが地上作戦を開始した今月1日以降、繰り返しイスラエル軍による攻撃を受けている。
イスラエルは、前例のない激しさでレバノンに対して爆撃を行っているが、イスラム教シーア派組織ヒズボラを標的としていると主張している。レバノン政府によれば、先月以降、1800人以上が死亡したほか、100万人あまりが住む場所を追われている。