消防士と元森林当局者を逮捕、137人死亡の山火事で 南米チリ

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2月にチリ中部と北部の大部分を襲った山火事により、少なくとも137人が死亡した/Javier Torres/AFP/Getty Images

2月にチリ中部と北部の大部分を襲った山火事により、少なくとも137人が死亡した/Javier Torres/AFP/Getty Images

(CNN) 南米チリの当局は27日までに、少なくとも137人が死亡した今年2月の山火事を引き起こした容疑で、ボランティアの消防士と森林管理の元当局者を逮捕したと明らかにした。

検察当局によれば、容疑者2人は死者が出た放火の容疑で起訴された。

政府の統計によれば、2月に同国の中部と北部の大部分を襲った山火事によって、少なくとも137人が死亡したほか、1万6000人が住む場所を追われ、9800棟あまりの建物が被害を受けた。

チリ国立自然災害管理総合研究センター(CIGIDEN)の推計によれば、2月の山火事は過去30年に記録された中で最大の災害のひとつ。

検察によれば、捜査員は、容疑者の2人が、気象条件がこうした規模の火災を確実に引き起こすのに十分な場合に、こうした種類の行為を実行することを事前に合意していた証拠をつかんだという。

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