パレスチナ自治政府、国連正式加盟を改めて申請

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国連(CNN) パレスチナ自治政府が改めて国連への正式加盟を申請した。パレスチナ国連代表部が2日、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

投稿では「本日、パレスチナ国はパレスチナ指導部の指示を受けて事務総長に書簡を送り、加盟申請について再検討するよう要請した」と述べ、パレスチナのリヤド・マンスール国連大使の署名が入った書簡を掲載。2011年9月に行った当初の加盟申請に言及して再検討を求めている

11年9月の時点で独立国家としての加盟は認められず、国連は翌年、パレスチナの地位を「非加盟オブザーバー組織」から、バチカンと同様の「非加盟オブザーバー国家」に格上げすることを決議した。

政治政党のファタハを主力とするパレスチナ自治政府は07年までガザ地区の行政を担っていた。しかし06年の選挙で勝利したハマスはガザ地区からファタハを追い出し、以来、ハマスがガザを実行支配して、ファタハはイスラエルが部分的に占領するヨルダン川西岸を統治している。

米国は、パレスチナ自治政府がいずれ独立する国家の一部として西岸とガザの両方を統治することを支持している。これに対してイスラエルは、現在ガザで続けている戦争の終結後にパレスチナ自治政府がガザに戻る展望を拒絶し、パレスチナ国家の樹立に反対している。

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