パレスチナで新内閣発足、国際社会から改革の圧力強まるなか

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宣誓を行うムスタファ新首相=31日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区ラマラ/Issam Rimawi/Anadolu/Getty Images

宣誓を行うムスタファ新首相=31日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区ラマラ/Issam Rimawi/Anadolu/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治政府のムスタファ新首相が31日、アッバス議長の前で正式に宣誓を行い、新内閣が発足した。パレスチナ自治政府が運営する通信社WAFAが伝えた。

ムスタファ氏は3月、シュタイエ首相が2月に辞任したことに伴い後任に選ばれていた。

アッバス氏は宣誓式後の新内閣の会合で、「イスラエルによるパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を阻止するため、アラブ諸国と国際社会が作業を行っている」と述べた。WAFAが伝えた。

アッバス氏は「我々の政治的な目標は、自由と独立、占領からの解放を実現することであり、国連への正式加盟を目指してアラブ諸国や国際社会と取り組みを進めている」と述べた。

アッバス氏は、パフォーマンスを向上させ、あらゆるところにいるパレスチナの人々により良いサービスを提供するための広範な制度改革の必要性について強調した。

アッバス氏は、新内閣はガザでの人道支援をパレスチナ経済の再活性化に焦点を合わせる必要があると述べた。

パレスチナ自治政府に対しては米国から改革やヨルダン川西岸地区での統治の改善を求める圧力が強まっている。

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