米韓合同軍事演習始まる、北朝鮮への備えを強化

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合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に向け、統合指揮所の建設を進める米海兵隊=2月25日、韓国・浦項/Staff Sgt. Amanda R. Taylor/U.S. Marine Corps via CNN Newsource

合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」に向け、統合指揮所の建設を進める米海兵隊=2月25日、韓国・浦項/Staff Sgt. Amanda R. Taylor/U.S. Marine Corps via CNN Newsource

韓国ソウル(CNN) 米韓両軍は4日、定例の合同軍事演習「フリーダムシールド(自由の盾)」を開始した。北朝鮮に対する備えの強化を目指す。

在韓米軍と韓国国防省によれば、11日間にわたる合同軍事演習は、実弾を使用した演習の要素と建設的なシミュレーションを統合したものとなる。

韓国軍合同参謀本部の報道官は先週、今回の合同軍事演習について、北朝鮮の核の脅威を抑止することに重点を置くと説明していた。

在韓米軍によれば、今回の合同軍事演習には、部隊の戦闘即応性と統合の防衛態勢を強化し、朝鮮半島と北東アジア全域の安全と安定を強化するために、現在および進行中の紛争から学んだ教訓が含まれているが、これに限定されるものではないという。

北朝鮮はこれまで、米韓による合同軍事演習を非難しているが、今回の演習については、まだ公式のコメントや反応を示していない。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記は過去数カ月、韓国への敵対的な姿勢を強めている。金総書記は、韓国との和解や再統一を模索することはもはやないと語ったほか、米国による「対決の動き」に対応するため、軍や防衛企業、核兵器、民間の防衛部門に対して、準備を加速させるよう指示を出していた。

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