チャールズ国王、がん公表後初の声明 「国民に感謝」

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治療後、退院するチャールズ国王=1月29日、ロンドン市内/Hollie Adams/Reuters

治療後、退院するチャールズ国王=1月29日、ロンドン市内/Hollie Adams/Reuters

(CNN) 英国のチャールズ国王(75)は10日、がんと診断されてから初めての声明を発表し、国民からの支援に感謝すると述べた。

国王は、がん公表からの数日間に届いた多くのメッセージに「心からの感謝」を表明し、「がんにかかったすべての人々にはお分かりの通り、このような優しい心遣いは最大の慰め、励ましになります」と述べた。

また、自身ががんの診断を経験したことによって、がん患者の支援団体に向けた畏敬(いけい)の念がさらに深まったと強調した。

英王室は5日、国王ががんの診断を受け、治療中は国民の前に出る公務を見合わせると発表していた。

こうした公務は長男のウィリアム皇太子、カミラ王妃が代行する。書類上の公務や、週1回の首相との謁見(えっけん)は国王が続行するとみられる。

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