反政府デモに数千人、人質解放交渉めぐり不満募る イスラエル

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政権交代と人質の解放を求める抗議デモに数千人が集まった=3日、イスラエル・テルアビブ/Mostafa Alkharouf/Anadolu/Getty Images

政権交代と人質の解放を求める抗議デモに数千人が集まった=3日、イスラエル・テルアビブ/Mostafa Alkharouf/Anadolu/Getty Images

(CNN) イスラエルで3日、政権交代とパレスチナ自治区ガザ地区で拘束されている人質の解放を求めて、数千人が参加して抗議デモが行われた。

カイザリアでは、デモ参加者が雨のなか集会を開き、ネタニヤフ首相の私邸に向かって行進した。一部の参加者はネタニヤフ氏の解任を求め、「有罪、有罪、有罪」と声を上げた。

テルアビブのハビマ広場ではデモ参加者が即時の選挙実施を求めた。ネタニヤフ氏と政権を直接標的としたデモが週末に開催されたのは3週連続。

多くの人々がイスラエルの国旗や人質となっている人の写真の描かれたポスターなどを掲げ、政府に対し、人質を連れ戻すよう求めた。

即時の選挙実施を呼び掛けたデモの参加者は声明で、「イスラエル政府はその行動において、能力に欠け、国と国民の利益を最優先に考えていないことを宣言している」と指摘した。

10日もさらに多くの抗議デモが予定されており、抗議デモも定期的に開催されるようになりつつある。

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