イスラエル、人質全員の解放なければ停戦に反対 ネタニヤフ氏

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3日のテレビ会見で発言するイスラエルのネタニヤフ首相

3日のテレビ会見で発言するイスラエルのネタニヤフ首相

(CNN) イスラエルのネタニヤフ首相は3日、イスラム組織ハマスが拘束中の人質を全員解放しない限り、イスラエル政府はパレスチナ自治区ガザ地区での一時停戦に反対すると表明した。

ガザ地区への燃料搬入を引き続き阻止する方針も明らかにした。

ネタニヤフ氏はテレビ会見で「イスラエルは人質全員の解放を伴わない一時停戦に反対する」と発言。燃料の搬入のほか、ガザ地区への送金も許可しないと述べた。

ブリンケン米国務長官は3日、訪問先のイスラエル南部テルアビブで、「人道的休戦」が実施されれば、人道支援搬入や人質解放の取り組みの助けになるとの見方を示した。 

ブリンケン氏によれば、米国とイスラエルは切実に必要とされている燃料をガザの病院に供給する「方法を特定」したという。

イスラエル軍は3日、ハマスによって先月7日に連れ去られた人質は241人に上ると説明。ガザ地区内で戦うイスラエル兵の死者数については、最大25人との見方を示した。

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