イスラエル国防軍、ガザでの地上作戦拡大を発表 激しい空爆の後

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ガザに夜間の空爆、報復開始以降最大の激しさ

(CNN) イスラエル国防軍(IDF)のハガリ報道官は27日、パレスチナ自治区ガザ地区で「地上作戦を拡大」していることを明らかにした。ガザ地区に対しては集中的な空爆が行われており、通信網が寸断されたとの情報もある。

ハガリ氏は、IDFは全ての前線で「強力に作戦を展開」していると説明。「ガザ市への攻撃を継続する」と表明し、民間人は避難すべきだと改めて警告した。

ガザの複数の住民がCNNに語ったところによると、イスラム組織ハマスのテロ攻撃に対するイスラエルの報復が約3週間前に始まって以降、この夜の空爆が一番激しかったという。

現地の男性はガザの病院から電話でCNNの取材に答え、夫婦のどちらかが生き残って子どもの面倒を見ることができるよう、妻と離れて暮らすことを決意したと語った。

ハマスの攻撃で1400人以上が死亡、約200人が人質としてガザに連れ去られて以降、大規模な地上攻勢を予想する声は絶えない。ただ、IDFによる地上作戦拡大の発表がこうした地上攻勢の開始の合図なのかは現時点で不明だ。

イスラエルのネタニヤフ首相の上級顧問を務めるマーク・レゲブ氏はCNNに対し、地上作戦の「拡大」はイスラエル軍による「ハマスへの圧力の強化」を意味すると説明。「我々は目標を達成するまで圧力を強め続ける」と表明した。

ガザ地区でイスラエルの地上作戦が行われるのはこれで3夜連続となった。イスラエルはガザとの境界に数千人の兵士を集結させているほか、ガザへの爆撃や封鎖も数週間続けており、「人道危機」(支援機関)を引き起こしている。

ガザはおおむね外部世界から切り離されている様子だ。パレスチナの通信会社によると、ガザ地区内の通信網は空爆で大きく寸断されているという。英ロンドンに拠点を置く監視企業ネットブロックスも、域内に最後まで残る主要インターネット運営会社パルテルの国際回線に被害が出たと報告した。

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