バイデン氏、イスラエル支持を確認 ネタニヤフ氏との会談で

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バイデン氏、ネタニヤフ氏と会談

(CNN) イスラエルを訪問中のバイデン米大統領は18日、ネタニヤフ首相との会談で同国を支持する姿勢を確認し、イスラム組織ハマスによる残虐行為を非難した。

バイデン氏はネタニヤフ氏に、訪問の目的はイスラエル国民や世界に米国の姿勢を示すことだと説明し、「それをはっきりさせるために直接訪問したかった」と述べた。

ハマスが7日にイスラエルを攻撃した邪悪な「残虐行為」と比べれば、過激派組織イラク・シリア・イスラム国(ISIS)が「どこか理性的に見える」ほどだと語った。

一方で、イスラエルの自衛権は認めるものの、ハマスがすべてのパレスチナ人を代表するわけではないことを念頭に置く必要があると強調した。

ネタニヤフ氏は「米大統領が戦時下のイスラエルを訪問したのは初めてだ」「ユダヤ人の将来と唯一無二のユダヤ人国家に対するあなた自身の思い入れが、いかに深いかを示している」と述べ、「全国民を代表して」感謝の意を表した。

「あなたのような真の友人がイスラエルを支持してくれることは素晴らしい。それよりさらに素晴らしいのはただひとつ、あなたの訪問を受けることだ」とも語った。

バイデン氏はまた、ハマスの攻撃による米国人の死者が31人に上っていることを確認した。

ハマスが1300人あまりを殺害したとされるのは虐殺に相当する行為だとの見方を示し、子どもを含む多数が人質になっていることも指摘した。

バイデン氏はネタニヤフ氏との会談後、イスラエル戦時内閣との会合を予定している。

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