「ライオン」捜索中止、野生動物潜む証拠なし ベルリン近郊

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動物の行方を追う捜索隊/Fabian Sommer/picture alliance/Getty Images

動物の行方を追う捜索隊/Fabian Sommer/picture alliance/Getty Images

(CNN) ドイツの首都ベルリン近郊で「雌ライオン」がうろついているなどの目撃情報が寄せられ、大規模な追跡作戦も始まっていた騒動で、地元当局は23日までにこの作業の打ち切りを宣言した。

ベルリン南西部の郊外に位置するクラインマハノウの行政責任者は、複数の手がかりを調べ、雌ライオンもしくは野生動物が周辺地域に潜んでいる形跡は一つもなかったと主張。

捜索は、肉食の大型ネコ科の動物が野生のイノシシを追っているとの複数の目撃情報が伝えられた後の現地時間の20日午前0時ごろから始まっていた。ヘリコプター2機、警察車両30台、ドローン(無人機)や赤外線カメラを備えた警官100人を動員。獣医師や猟師も加わっていた。

この間、地元警察はベルリン市の一部地域の住民に在宅を警告もしていた。

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