ウクライナ軍、「正確で組織化された方法」で進攻 独首相

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記者会見を行うルーマニアのチョラク首相とドイツのショルツ首相(右)=4日、ドイツ・ベルリン
/Janine Schmitz/Photothek/Getty Images

記者会見を行うルーマニアのチョラク首相とドイツのショルツ首相(右)=4日、ドイツ・ベルリン /Janine Schmitz/Photothek/Getty Images

(CNN) ドイツのショルツ首相は4日、ウクライナ軍について、「これまでのところ、非常に正確で組織化された方法」で戦争を進めていると述べた。

ショルツ氏はルーマニアのチョラク首相との共同記者会見で、「ある日から次の日に全てが変わるだろうと期待したことは決してない」とした上で、ウクライナ軍は非常に的を絞った作戦を計画していたとの見方を示した。

チョラク氏は、ウクライナの反攻によって戦争が終結すると予測していたものの、戦争が長期化することを考慮しなければならなくなったと述べた。

ショルツ氏は、ウクライナが戦争状態にある間は、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国になることはできないと述べ、NATO加盟の基準には、国境を越えた紛争が行われていないことが含まれていると指摘した。

ショルツ氏は、重要なことはNATOによるウクライナへの実用的な支援であり、支援は今後も続くとの見通しを示した。

ショルツ氏は、ドイツが、戦争が長期化した場合にウクライナを長期間にわたって支援するための条件を整えたと述べた。ショルツ氏は、多くの国々がウクライナを支援することができるようになるとし、「1年、2年、3年、必要であればそれ以上。なぜなら、我々は今回の軍事衝突がどのくらい長く続くかわからないからだ」と述べた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、米国のバイデン大統領に対し、たとえ実際の加盟が戦争終結後であっても、ウクライナを「今」、NATOに招待するよう呼び掛けていた。

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