ワグネルの戦闘員、基地に戻り軍と契約へ ロシア大統領府

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撤退の準備をするワグネルの戦闘員=24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Stringer/Reuters

撤退の準備をするワグネルの戦闘員=24日、ロシア・ロストフ州ロストフナドヌー/Stringer/Reuters

(CNN) ロシア大統領府のペスコフ報道官は記者団に対し、民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏との間で結ばれたモスクワへのワグネル部隊の進軍中止に関する合意の詳細を明かし、希望する者はロシア国防省と契約することになると述べた。

ペスコフ氏は「これは進軍に参加しなかった者に関するもので、実際そのような部隊はいた。最初期から考えを変えて戻っていった。いつもの陣地へ戻るため交通警察などの支援による護衛まで要請した」と述べた。

ペスコフ氏は、ワグネルの戦闘員が進軍に参加したことで法的措置を受けることはないとも語った。大統領府はウクライナの前線での「彼らの英雄的な行動にいつも敬意を払っている」とした。

プリゴジン氏は方針転換した合意についてほとんど詳細を明らかにしていない。

ペスコフ氏は、隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領が個人的な関係を通じて合意を仲立ちしたと明かした。ルカシェンコ氏は「約20年という長きにわたりプリゴジン氏の個人的な知り合い」で「彼の個人的な提案だった」と明かし、ルカシェンコ氏に感謝の言葉を述べた。

プリゴジン氏は先ごろ、ワグネルの部隊を軍に引き入れようとする国防省の試みを拒絶し、国防省との契約に応じていなかった。国防省は「志願部隊」と民間軍事会社については契約への署名が必要になると述べていた。

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