英ヘンリー王子が法廷で証言、電話盗聴訴え声詰まらせる

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法廷で証言するヘンリー王子/Elizabeth Cook/PA/AP

法廷で証言するヘンリー王子/Elizabeth Cook/PA/AP

証言ではヘンリー王子が神経質になったり落ち着かない様子を見せたりする場面もあった。しかし終盤になると自信を取り戻した様子で、グリーン氏とやり合ったり、質問を投げ返したりすることもあった。

ヘンリー王子はミラー・グループ傘下の新聞に掲載された記事約140本について、不正な手段で収集した情報が含まれると主張。今回の裁判ではそのうち33本について検討され、グリーン弁護士と王子の間で応酬が交わされた。

6日の証言では「どの記事も一つ残らず私を苦しめた」とヘンリー王子は振り返り、7日には、07年に当時の交際相手との破局を報じた「やった、ハリーが捨てられた」という見出しの記事に「傷つけられた」と告白。この記事は「みんなが(破局を)祝っているように思わせた」と語り、「やや意地が悪い」と付け加えた。

別の晩にはテレビ司会者の女性と夕食に出かけた際、カメラマン2人が車の下に隠れて「私たちの到着を待っていた」と証言。この出来事に「大きなショックを受け、激怒した」と振り返った。

ヘンリー王子による証言は7日午後、王子側のデービッド・シャーボーン弁護士による質問で終了した。シャーボーン弁護士はその後、問題の記事を執筆したデイリー・ミラー紙の元王室担当エディターに対する質問を行った。

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