トランプ氏、停戦拒めばロシアは「厳しい結果」に直面 首脳会談前に圧力

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ロシア軍の陣地へりゅう弾砲を発射する準備をするロシア兵=13日/Andrii Marienko/AP

ロシア軍の陣地へりゅう弾砲を発射する準備をするロシア兵=13日/Andrii Marienko/AP

(CNN) トランプ米大統領は13日、米アラスカ州で15日に予定されている米ロ首脳会談でロシアのプーチン大統領がウクライナとの停戦に同意しなければ、ロシアは「厳しい結果」に直面することになると述べた。

トランプ氏はまた、会談がうまく運んだ場合、ウクライナのゼレンスキー大統領を交えた3者会談を「早急に」設定する用意があると明らかにした。

これより前にトランプ氏はゼレンスキー氏や欧州各国の首脳らと電話会談を行い、「非常に良い会談だった」と評価した。また、15日のプーチン氏との会談は現状を把握するためのもので、2回目の首脳会談のための地ならしとなるとの考えを示した。

トランプ氏は以前、ウクライナとの和平交渉に進展がなければ制裁としてロシアからの輸入品に関税をかけると表明していた。その期限は8日だったが、現時点では新たな関税は発動していない。米ロ間の貿易は少ないため、発動しても効果は限定的なものとなる可能性がある。

トランプ氏はまた、ロシア産のエネルギーを購入している国にも二次制裁を科す考えを表明している。米国は中国に次いで多くのロシア産石油を輸入しているインドに追加関税を課した一方で、インドにとって最大の貿易相手国である中国に対する追加関税の発動は踏みとどまっている。

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