米国で1000万人が英戴冠式を視聴、55歳以上が8割

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戴冠式後にバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せた英チャールズ国王とカミラ王妃=6日、英ロンドン/Owen Humphreys/PA/AP

戴冠式後にバッキンガム宮殿のバルコニーに姿を見せた英チャールズ国王とカミラ王妃=6日、英ロンドン/Owen Humphreys/PA/AP

ロンドン(CNN) メディア調査会社ニールセンの推計によると、英国で6日に行われたチャールズ国王の戴冠(たいかん)式をテレビで見た米国の視聴者は1030万人に上った。ほとんどは55歳以上の視聴者だった。

ニールセンは米東部標準時の6日午前5時~同10時の間、11の放送局とケーブルテレビ局の視聴者を調査した。

戴冠式の視聴者数は、昨年9月に営まれたエリザベス女王の国葬の視聴者数を約100万人下回った。2018年のヘンリー王子とメーガン妃の結婚式の視聴者数2900万人に比べると3分の1程度だった。

英国では若者の王室に対する関心は薄れており、米国でも同じような傾向がうかがえる。70年ぶりの戴冠式を米国で見た18~34歳の視聴者は36万人にとどまり、35~54歳の層でも160万人。大多数の800万人は55歳以上だった。

一方、英視聴者調査機関BARBによると、英国では正午過ぎ、国王の頭に王冠が載せられた際の視聴者数が2040万人のピークに達した。年齢別の視聴者数は公表されていない。

英国のピーク時の視聴者数は、報道によれば女王の国葬を900万人下回った。戴冠式を見たBBCの視聴者は、昨年9月の国葬をBBCの主要チャンネルで見た2000万人に比べ、およそ500万人少なかった。

1953年に行われた故エリザベス女王の戴冠式は、当時のBBCの調査に基づく推計で2000万人以上が視聴していた。

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