軍事訓練のために予備役招集、大統領令に署名 プーチン氏

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ロシアのプーチン大統領=4月27日、ロシア・サンクトペテルブルク/Contributor/Getty Images

ロシアのプーチン大統領=4月27日、ロシア・サンクトペテルブルク/Contributor/Getty Images

(CNN) ロシアのプーチン大統領は10日、予備役の民間人を招集して軍事訓練を行うことを認める大統領令に署名した。ロシア政府のウェブサイトで公開された文書で明らかになった。

大統領令によれば、プーチン氏は、ロシア連邦の軍隊や国家親衛隊、治安機関、連邦保安庁などでの訓練のために、予備役の市民を2023年に招集することを命じた。

予備役のロシア人に対する軍事訓練は毎年行われている。

ロシア軍の予備役は、最大200万人の特別戦闘部隊の予備役と、さらに人数の多い適格者の予備役からなり、ショイグ国防相によれば推計2500万人規模。

数十万人を戦場に送り込もうとするロシアの動きは反発や抗議を生み、若い男性をはじめとする多くのロシア人が国外に脱出した。プーチン氏は4月、ロシアの徴兵制をより効率的、より近代的にする法令に署名した。この法令により、徴兵逃れがより難しくなった。

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