ポーランドのミグ29機5機の供与承認、ウクライナ支援で独

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(CNN) ドイツ国防省は15日までに、ポーランドによるウクライナへの旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」5機の再輸出を承認したと発表した。

ピストリウス独国防相は13日の声明で、再輸出の申請を受けた当日に承認したと述べた。「ドイツが頼りになることを示す措置」と誇った。

ポーランドは今年3月、同機4機をウクライナへ供与する方針を発表。戦闘機のウクライナへの引き渡しは北大西洋条約機構(NATO)加盟国で初めてだった。既に一部がウクライナに届いたとの情報も伝えられていた。

ポーランドの決定を受けスロバキアも同機の提供を発表していた。

ドイツが今回認可した5機はポーランドによる追加供与の分ともみられる。

ポーランドは東西ドイツの統一後、旧東ドイツが保有していたミグ29の約12機を引き取っていた。その際の契約事項に従ってドイツが今回、再輸出の承認手続きを行ったとみられる。

ポーランドのドゥダ大統領は、ミグ29は同国の領空防衛に依然貢献しているものの、再整備を終えた後、ウクライナへ差し向けると述べていた。

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