NATO事務総長、ロシアの核の態勢に変化なし ベラルーシへの配備発表後

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ブリュッセルの記者会見で発言するNATOのストルテンベルグ事務総長/Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

ブリュッセルの記者会見で発言するNATOのストルテンベルグ事務総長/Kenzo Tribouillard/AFP/Getty Images

(CNN) 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は3日、ロシアのプーチン大統領が隣国のベラルーシに戦術核兵器を配備するとの計画を発表した後もロシアの核の態勢にいかなる変化も見られないと明らかにした。

ストルテンベルグ氏はブリュッセルの記者会見で記者からの質問に答え、「我々はロシアの動向を注視している。しかし、これまでのところ、我々の核の態勢を変更する必要があるようなロシアの核の態勢の変化はみられない」と述べた。

ストルテンベルグ氏はプーチン氏の発表について「危険で無謀な核の言説のパターン」との見方を示した。

ストルテンベルグ氏は「プーチン大統領は、我々がウクライナを支援するのを阻止するための手段として核兵器を使おうとしている」と述べ、威嚇や強制を通じて、NATOの加盟国やパートナーが、ウクライナの自衛権を支援することを止めようとしていると語った。

ストルテンベルグ氏は「我々は、おじけづくことはない。ウクライナを支援し続ける」とも述べた。

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