チェチェン首長、民間軍事会社の創設を「真剣に」計画

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(CNN) ロシア・チェチェン共和国のカドイロフ首長は19日、ロシアの民間軍事会社(PMC)「ワグネル」に触発され、自身のPMCの創設を真剣に計画していると明らかにした。カドイロフ氏はロシアのプーチン大統領と近い関係にある。

カドイロフ氏はテレグラムへの投稿で、ワグネルが軍事的な有用性を証明し、PMCの必要性に関する議論で一線を画したと確信を持っていうことができると述べた。

カドイロフ氏はすでに、「カディロフツィ」と呼ばれる自身の部隊を持ち、ロシア軍のためにウクライナに送り込んでいる。

カドイロフ氏と、ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏は、ウクライナでの軍事的な失敗について、ロシア軍の指揮官を公然と批判している。

ワグネルはウクライナ侵攻で重要な役割を果たしているものの、人的損失は大きいものとなっている。米政府の試算によれば、ワグネルはウクライナ侵攻で3万人以上の死傷者が出ており、そのうちの約9000人が死亡したとみられる。

ワグネルは人員の補充に関して囚人に大きく依存している。プリゴジン氏は先に戦闘員を囚人から徴集しない方針を明らかにしたが、米国家安全保障会議(NSC)の報道官によれば、そうした兆候は全く見られないという。

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