F16戦闘機の調達は「時間の問題」、ウクライナ国防幹部

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ウクライナのダニロフ国家安全保障防衛会議書記/Murad Sezer/Reuters

ウクライナのダニロフ国家安全保障防衛会議書記/Murad Sezer/Reuters

(CNN) ウクライナのダニロフ国家安全保障防衛会議書記は9日までに、同国が最終的に米国製のF16型戦闘機を調達できることを確信しているとの認識を示した。

首都キーウでのCNNとの会見で表明した。調達できるのは「時間の問題」との見方を表明。「その時期までは残念ながら、独立のために戦う国民の命が失われることになる」とも主張した。

1970年代に初めて開発された同戦闘機は空対地ミサイルなどの兵器を搭載するなど高度の航空機動作戦などに投入し得る性能を持つ。ウクライナが仮に引き渡しを受けた場合、前線から遠く離れたロシア軍の拠点や国際的にウクライナ領と認知された地域以遠への攻撃も可能となる。

西側諸国はここに来て当初は提供を渋っていた主力戦車をウクライナへ差し向ける動きを加速している。この流れを受けウクライナ政府当局者は戦闘機提供の要請も強め始めているが、欧米諸国指導者は慎重な姿勢を打ち出している。

ウクライナのレズニコウ国防相はCNNとの先月の会見で、「クリスマスプレゼントの要望リストを欧米諸国に送ったが、戦闘機も含めていた」ことを明らかにしていた。

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