食肉処理場で処分間際の豚が暴れて職員死亡、香港

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食肉処理場で処分しようとしていた豚が暴れ、男性職員が手にしていた肉切り包丁で自ら負傷して搬送先の病院で死亡した/Paul Yeung/Bloomberg/Getty Images/FILE

食肉処理場で処分しようとしていた豚が暴れ、男性職員が手にしていた肉切り包丁で自ら負傷して搬送先の病院で死亡した/Paul Yeung/Bloomberg/Getty Images/FILE

(CNN) 香港の警察は22日までに、同市北郊の食肉処理場で処分しようとしていた豚1頭が暴れ、61歳の男性職員が手にしていた肉切り包丁で自ら負傷し、搬送先の病院で死亡したと報告した。

警察はCNNの取材に、男性は豚の抵抗で地面に突き飛ばされた際、刃渡り約40センチの包丁で左脚を負傷したと説明。包丁を持った男性が意識不明の状態にあるのを同僚が見つけ、病院へ運ばれていた。

豚は電気スタンガンを撃たれて一時気絶していたものの、意識を取り戻して男性を襲っていたという。

男性の死因はまだ判明していない。

香港政府の労働行政当局が調査に着手した。安全な労働環境関連法規に照らして何らかの違反行為が見つかった場合、法的措置を講じるともした。

この食肉処理場は中国大陸との境界線近くにある。

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