ウクライナ南部ヘルソン市、ロシア軍の砲撃で10人死亡

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砲撃によって出火した店舗の消火作業にあたる消防隊員=24日、ウクライナ・ヘルソン/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

砲撃によって出火した店舗の消火作業にあたる消防隊員=24日、ウクライナ・ヘルソン/Dimitar Dilkoff/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州の州都ヘルソン市が24日、ロシア軍の砲撃を受け、少なくとも10人が死亡、55人が負傷した。同州のヤヌシェビッチ知事が発表した。

ヤヌシェビッチ氏は住民らに向けて、負傷者の命を救うための献血を呼び掛けた。

同氏はまた、ロシア軍が「グラード多連装ロケット砲」でヘルソン市中心部を攻撃し、負傷者のうち18人は重体だと語った。

24日の死傷者に子どもは含まれていないとする一方、23日の砲撃では5人が死亡、6歳の女児を含む17人が負傷したと述べた。

同氏によれば、女児は医師らの必死の努力により一命をとりとめたものの、片目と片耳を失って脚を骨折。首都キーウ(キエフ)へ搬送されるという。

24日もドニプロ川沿いを中心に終日砲撃が続き、がれきを片付ける救助隊の作業は難航した。

川沿いの地区では暖房や電気が止まっている。ヤヌシェビッチ氏は住民をただちに避難させる必要があると述べ、インフラの復旧は不可能に近いとも訴えた。

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