ロシア、イランに「高度な軍用部品」提供へ ドローンの見返り 英国防相

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ドローン攻撃を受けた後に火災を起こす重要な電力インフラ施設=19日、キーウ 
/Sergei Supinksky/AFP/Getty Images

ドローン攻撃を受けた後に火災を起こす重要な電力インフラ施設=19日、キーウ  /Sergei Supinksky/AFP/Getty Images

(CNN) ウォレス英国防相は20日の英下院での演説で、ロシアがイラン製ドローン(無人機)の提供を受けた見返りに、イランに「高度な軍用部品」の提供を計画していると発言した。

ウォレス氏は「300機を超えるドローンの供給の見返りに、ロシアは中東と国際社会の安全保障を損なう高度な軍用部品をイランに提供する意向だ」と議員らに述べ、「こうした取引」を白日の下にさらすことの重要性を強調した。

ウォレス氏はイランがいかに「ロシアの最大の軍事支援者になったか」について言及した。

CNNはウォレス氏の発言についてロシア国防省にコメントを求めている。

米政府は9日、勢いづいているイランとロシアの軍事面での提携について警鐘を鳴らし、米国は2国間での武器やノウハウの交換を「暴き、中断させる」べく取り組むと述べた。

イランはロシアに「限られた数のドローン」を送ったことを認めたが、ロシアがウクライナに侵攻する前のことだったと主張している。

ロシア軍は19日早朝、ウクライナの首都キーウ(キエフ)など複数の都市をドローンを使って攻撃し、民間施設や電力システムを破壊した。

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