ウクライナ、ロシアのインフラ攻撃で数百万人が「極度の苦境に」 国連

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スイスのジュネーブで記者会見するOHCHRのトゥルク人権高等弁務官/Valentin Flauraud/AFP/Getty Images

スイスのジュネーブで記者会見するOHCHRのトゥルク人権高等弁務官/Valentin Flauraud/AFP/Getty Images

(CNN) 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)のトゥルク人権高等弁務官は25日の声明で、ウクライナの重要エネルギーインフラへのロシアの度重なるミサイル攻撃により、数百万人のウクライナ人が「極度の苦境と悲惨な生活状況に陥っている」との認識を示した。

トゥルク氏はさらに「全体として、この状況は国際法人道法上の重大な問題を提起する。国際人道法では、個々の攻撃目標につき具体的かつ直接的な軍事的利益がなくてはならないと定めている」とも述べた。

国連ウクライナ人権監視団によると、ウクライナではロシアが先月10日に大規模なミサイル攻撃や徘徊(はいかい)型弾薬攻撃を開始して以降、77人の民間人が死亡した。

ロシアは今週、ウクライナ各地で重要インフラを狙った攻撃を実施。発電所の大半が一時停止し、国民の大部分が停電に見舞われる事態となった。

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