ウクライナに再びミサイル攻撃、1千万人停電 ゼレンスキー氏

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写真は15日の停電時の様子。重要インフラを狙ったロシアによるミサイル攻撃後に起きた=ウクライナ西部リビウ/Olena Znak/Anadolu Agency/Getty Images

写真は15日の停電時の様子。重要インフラを狙ったロシアによるミサイル攻撃後に起きた=ウクライナ西部リビウ/Olena Znak/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、17日夜にロシアの新たなミサイル攻撃があり、各地で緊急停電を強いられていると明らかにした。今の時期、ウクライナの気温は氷点下に冷え込む。

ゼレンスキー氏は定例のビデオ演説で、電力供給の正常化に全力を尽くしているが、安定化のための計画停電に加え、緊急停電も再び起きている状況だと明らかにした。

現時点で1000万人以上の国民が停電に見舞われているという。ウクライナでは15日夜にも、相次ぐミサイル攻撃を受けて約1000万人が停電に見舞われていた。

ゼレンスキー氏によると、停電の大半はビーンヌィツャ、オデーサ、スムイ、キーウの各州で起きている。

このほかドニプロでは、ミサイル攻撃により数十人が負傷。ザポリージャでは、16日夜のロシアの砲撃で破壊された住宅の瓦礫(がれき)から、7人の遺体が収容されたという。

ゼレンスキー氏はパートナー国に対し、「ウクライナ上空を完全に保護することによってのみ、ウクライナと欧州をロシアによる侵攻拡大の可能性から救い、ロシアに対して真の終戦を決定的に促すことができる」と改めて訴えた。

ゼレンスキー氏はまた、黒海穀物輸出合意が4カ月延長されたこと、マレーシア航空17便撃墜事件の被告に判決が言い渡されたことを歓迎した。

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