ロシア、リシチャンスクの製油所を「完全制圧」 ウクライナは「一部」と指摘

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リシチャンスク郊外の製油所から立ち上る黒煙=21日/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

リシチャンスク郊外の製油所から立ち上る黒煙=21日/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ東部ルハンスク州リシチャンスクの戦況をめぐり、ロシアを後ろ盾とする勢力が自称する「ルガンスク人民共和国(LPR)」の内務省幹部は、ロシア軍が市郊外の製油所を「完全制圧した」と発表した。ロシアの後押しを受けるメディア「ズベズダ」で明らかにした。

幹部は「きょう、我が軍が製油所を完全制圧した」と説明。ロシア軍の部隊はすでに製油所の先まで進入しつつあり、製油所の側からリシチャンスク市の一部を支配していると述べた。東側から市内に入り、ドネツ川を越えて住宅街に進攻した部隊もあるという。

このほか、ロシア軍はトシキフカなどの側からも住宅街に進攻。ほぼ全ての側からリシチャンスクの支配を進め、市の約半分を制圧したとしている。

一方、ウクライナ側は、ロシアは依然として製油所一帯で攻撃作戦を続けている状況だと説明。6月30日夕に更新されたウクライナ軍の情報によると、ロシア軍は「一部で成功を収め、製油所の北西部と南東部を押さえている」という。

ルハンスク州の軍政トップのセルヒ・ハイダイ氏は30日夜、リシチャンスクは「極めて難しい状況」にあるとの認識を示した。

ハイダイ氏によると、ロシア軍が多方面からリシチャンスクに接近していることから、砲撃は複数の方面から行われている。市の半分を制圧したとのロシアの発表は事実と異なるが、砲撃は非常に強力で、意図的に人道施設を狙っている場合もあるという。

ハイダイ氏によると、負傷者が出ており、市民には避難所にとどまるよう勧告が行われている。退避は不可能な状況で、ロシア軍が郊外に迫っているという。市内での市街戦は起きていないとしている。

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