抗戦続くマリウポリの製鉄所、内部は「大惨事」状態か 運営企業

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マリウポリ市外に避難するバスに乗り込む人々=4月20日/Alexander Ermochenko/Reuters

マリウポリ市外に避難するバスに乗り込む人々=4月20日/Alexander Ermochenko/Reuters

一方、ウクライナのゼレンスキー大統領はマリウポリ市内に残っている市民らは約12万人との見方を示した。20日時点で把握した数字とし、マリウポリ市の惨状は、ロシア軍の猛攻撃を受け多大な被害が出た首都キーウ(キエフ)に近いボロジャンカよりはるかにひどく、大きいとも説明した。

キーウを訪れた欧州連合(EU)のミシェル首脳会議常任議長と共に臨んだ記者会見で述べた。ウクライナ政府当局者によると、マリウポリ市の包囲は3月1日から始まり、戦闘などに巻き込まれて死亡した住民は2万人以上と主張している。

同市についてはロシアのプーチン大統領が最近、攻略を果たしたと宣言。ただ、米国防総省などは疑問視している。住民の市外への避難作業を進める努力も続いているが円滑に進行しているとは言えない状況となっている。

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