ウクライナ空軍、運用可能な航空機が約20機増加 予備部品の流入で

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ウクライナ空軍のミグ29戦闘機/Giovanni Colla/Stocktrek Images/AP/FILE PHOTO

ウクライナ空軍のミグ29戦闘機/Giovanni Colla/Stocktrek Images/AP/FILE PHOTO

(CNN) ウクライナ空軍は、予備の部品が流入したことで、運用可能な航空機が約20機増えたことがわかった。米国防当局者が20日、明らかにした。

同当局者は、どこの国が予備部品を提供したのかについては明らかにしなかったものの、米国や他の国々がウクライナ空軍が必要としている部品を入手できるよう取り組んでいると述べた。

ロシアがウクライナへの侵攻を続けているが、ウクライナは予備部品の流入によって、作戦行動が可能な軍用機の数を増やすことができる。ウクライナは3週間前よりも、運用可能な航空機の数を増やしたという。

前日には、米国防総省のカービー報道官が、ウクライナが追加の戦闘機を受け取ったと明らかにしていた。

しかし、国防当局高官は20日、ウクライナは追加の航空機を受け取っておらず、実際には、既存の航空機の運用数を増やすことのできる航空機の部品を受け取ったと説明した。

それでも、同当局者は、少なくとも1カ国はウクライナに追加の航空機を送ることを検討していると示唆した。

米国はウクライナに対して、Mi17ヘリコプターを供与している。しかし、バイデン政権は、ミグ29戦闘機を米国経由でウクライナに送り届けることについては関与しないとしている。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナの操縦士が操縦方法を知っているミグ29戦闘機を供与するよう、他国に繰り返し求めている。

ウクライナ空軍は地対空ミサイルや携帯式の対空ミサイルとともに防空網の一端を担っている。戦闘機や対空ミサイルを組み合わせることで、ロシア軍がウクライナでの制空権を握ることを阻止している。

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