ヒット曲でコロナ対策抗議のデモ隊に対抗、一緒に歌う参加者も NZ

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車の後部座席から国旗を振って抗議するデモ参加者/Hagen Hopkins/Getty Images

車の後部座席から国旗を振って抗議するデモ参加者/Hagen Hopkins/Getty Images

13日午前には、セリーヌ・ディオンのヒット曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が、下手すぎるリコーダー奏者として有名になったマット・マルホランドさんの演奏で流れた。

マラード議長は、この曲が議会のスピーカーで流れる前にツイッターで感想を募り、続いてブラントさんの「ユア・ビューティフル」を流した。RNZによると、ユア・ビューティフルはあまりに何度も流れたために、やがてデモ参加者も音楽に合わせて歌い始めたという。

さらには2013年のディズニー映画「アナと雪の女王」の主題歌「レット・イット・ゴー」や、幼児ソングの「ベイビーシャーク」も流れたと伝えられている。

議会側は音楽に先立ち、デモ隊を解散させる目的でスプリンクラーも使用したが、それでも数百人が居座り続けていた。RNZはウェリントン当局者の話として、週末にかけて約3000人が居座ったと伝えている。

フリーダム・コンボイの抗議デモはフランスの首都パリにも到達し、一時的に道路を封鎖して催涙ガスで解散させられた。

当初はカナダのワクチン義務付けに反対するトラック運転手の抗議デモとして始まったが、その後マスク義務付けやロックダウン(都市封鎖)、集会の禁止といったコロナ対策規制に反対する市民らが加わっている。

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