ドイツ、ワクチン未接種者に厳しい行動制限 接種義務化も視野

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
退任するメルケル首相(左)と次期首相のショルツ氏/John Macdougall/picture-alliance/dpa/AP

退任するメルケル首相(左)と次期首相のショルツ氏/John Macdougall/picture-alliance/dpa/AP

メルケル氏は「状況は非常に深刻で、これまでの措置に加えてさらなる措置をとりたい」と述べ、第4波に打ち勝つ必要があると言明。また接種後9カ月を経過した人はワクチン接種済みとはみなされなくなるとも述べた。追加接種を促す狙いがあるとみられる。

接種を義務化すれば隣国オーストリアと足並みをそろえることになる。オーストリアは2月から接種可能な成人を対象に接種を義務化する。両国は西欧で最も接種率が低い水準にとどまり、欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、ドイツでは接種可能な成人の68.4%、オーストリアで同65.6%の接種率となっている。

ドイツは感染者数が過去最高を記録し、特に東部州での感染が目立つ。今月1日には1日の死者数が446人を記録し、過去9カ月で最悪となった。病院は集中治療室(ICU)の患者数増加への対応に追われている。

「新型コロナウイルス」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]