欧州のコロナ死、2月までに50万人増える可能性 WHOが警鐘
欧州の大部分の地域はデルタ株流行への対応に苦慮している。欧州東部は特に大きな打撃を受けており、ロシアとドイツで感染者が過去最多の水準にある。ウクライナの首都キエフでは1日、厳格な新規制を導入した。
WHOは週次報告で、欧州では過去1週間で感染者数が6%増えたと説明。他のあらゆる地域では「減少もしくは安定した傾向」が見られるのに対し、欧州は世界で最も感染者数の伸びが大きいと指摘した。
クルーゲ氏は感染の新たな波の要因として、コロナ対策の緩和や、バルカン諸国や欧州東部でのワクチン接種の不足を挙げている。