アルジェリア、領空へのフランス軍機の進入を禁止

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フランスのマクロン大統領。仏紙ルモンドによれば、フランスによる植民地化以前にアルジェリアという国家が存在していたかどうかについて疑義を示したという/LUDOVIC MARIN/AFP/POOL/AFP via Getty Images

フランスのマクロン大統領。仏紙ルモンドによれば、フランスによる植民地化以前にアルジェリアという国家が存在していたかどうかについて疑義を示したという/LUDOVIC MARIN/AFP/POOL/AFP via Getty Images

(CNN) フランス軍は3日、北アフリカ・アルジェリアの領空をフランス軍機が通過することを禁じられたと明らかにした。両国の間では外交的な衝突が発生している。

フランス軍の報道官は3日、CNNの取材に対し、フランス軍機2機の飛行計画の提出中にアルジェリアがフランス軍機の領空通過を停止していることがわかったと述べた。同報道官は、今回の措置がサヘル地域でのフランスによる軍事活動や諜報(ちょうほう)活動に影響を及ぼすことはないと付け加えた。

フランス軍は、チャドやマリ、ニジェール、モーリタニア、ブルキナファソなどで対テロ作戦を実施している。

アルジェリアはまた、駐仏大使を召還した。アルジェリア大統領府は、フランスのマクロン大統領の発言について「無責任」と指摘し、フランスによる内政干渉を認めないとの姿勢を示していた。

仏紙ルモンドによれば、マクロン氏は、フランスによる植民地化以前にアルジェリアという国家が存在していたかどうかについて疑義を示したという。

ルモンド紙によれば、今回の発言は、マクロン氏がエリゼ宮(大統領府)で、アルジェリアでの戦争を生き抜いた人々の子孫18人と会食した際に出たという。

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