公共施設への立ち入り、8月からワクチン接種者に限定 中東アブダビ

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アラブ首長国連邦(UAE)アブダビは8月20日以降、公共施設への立ち入りをワクチンの接種完了者に限定する/Jon Gambrell/AP

アラブ首長国連邦(UAE)アブダビは8月20日以降、公共施設への立ち入りをワクチンの接種完了者に限定する/Jon Gambrell/AP

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国は8月20日以降、公共施設への立ち入りを新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した人に限定する。

アブダビ首長国の緊急・危機・災害委員会は、ワクチン接種率が対象者の93%に達したことを受け、市民の健康を守るためとして方針を決定。政府が発表した。

立ち入りを制限する公共施設はショッピングセンター、飲食店、体育館やレクリエーション施設、生活必需品を扱うスーパーや薬局以外の小売店など。リゾートホテルや文化施設、テーマパーク、研究機関、学校や保育所も含まれる。

ただし正式な手続きを経てワクチン接種を免除された人や、15歳以下の子どもには適用されない。

また、観光業に大きく依存する隣のドバイ首長国と共通のルールではない。

UAEは世界でもワクチン接種のペースが速い国のひとつ。当初は中国のシノファーム製を使っていたが、その後ほかのワクチンも導入した。

高い接種率にもかかわらず、1日当たりの新規感染者は2000人前後と、ここ数週間変化がみられない。UAE当局は6月、シノファーム製を2回接種した人に対して追加接種を実施すると発表していた。

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