コロナ変異株のワクチン有効性 1回で低率、2回で高率

新型コロナワクチンの製造を手掛けた各社が、デルタ株への有効性について言及している
/Adam Glanzman/Bloomberg/Getty Images

新型コロナワクチンの製造を手掛けた各社が、デルタ株への有効性について言及している /Adam Glanzman/Bloomberg/Getty Images

(CNN) インドで最初に発見された新型コロナウイルスの変異株(デルタ株)が米国での感染の主流になりつつあるなかで、公衆衛生の専門家らは最大限の予防効果を持つためワクチンの完全接種を終えるよう国民に促している。

ファウチ大統領首席医療顧問(米国立アレルギー感染症研究所長)によると、米ファイザー社と独ビオンテック社が共同開発したワクチンの場合、発症した感染事例に対しては88%の有効性を持つ。1回のみの接種では予防効果が低減する。

米モデルナ社によると、同社の製品はデルタ株を含む新たな変異株に対する効果を研究所の実験で証明。2回の接種を終えた人間の血清の検体で変異株を無効にする効能を把握したという。ただ、この結論は査読を終えていない研究で判明した。

ファウチ博士は、米ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンはデルタ株に有効である可能性が非常に高いと指摘。しかし、これを裏づける十分な研究がまだなされていないともした。

ジョンソン・エンド・ジョンソン社と同じ製造方法を導入している英アストラゼネカ社のワクチンは2回分の接種でデルタ株に約88%の有効性があると説明。このことからジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンも同様の効果を有すると考えるのが合理的だとした。

米疾病対策センター(CDC)によると、米国内で接種を完全に済ませた国民は先月29日の時点で全体の46.4%。16州で住民の半数以上が予定分の接種を終えた。

CNNのまとめによると、デルタ株は米国の50州全部と首都ワシントンがあるコロンビア特別区で発見された。感染例が最後に確認されたのはサウスダコタ州だった。

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