スーチー氏の勾留続く、別件で新たに訴追 ミャンマー

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アウンサンスーチー氏の拘束をめぐり抗議する人々=16日、ミャンマー・ヤンゴン/Hkun Lat/Getty Images

アウンサンスーチー氏の拘束をめぐり抗議する人々=16日、ミャンマー・ヤンゴン/Hkun Lat/Getty Images

(CNN) 軍がクーデターで実権を握ったミャンマーで、国家顧問だったアウンサンスーチー氏を警察が別件で訴追した。同氏の弁護士が16日に明らかにした。一方、軍は同日、クーデター後初の記者会見を行った。

弁護士がCNNに語ったところによると、スーチー氏は先に輸出入法違反の罪で訴追されていたが、新たに国家災害法に関連した罪に問われている。16日にはビデオ会議経由で裁判に出廷した。

スーチー氏は今月1日に拘束され、15日には勾留期限が切れるはずだったが、次に出廷する3月1日まで勾留が続くことになった。弁護士は、次回公判で正式に代理人として承認されれば保釈を申請する意向。

一方、国軍の報道官は16日の記者会見で、選挙を実施して勝利した政党に権限を移譲すると強調した。選挙の日程については公表していない。

報道官は、市民らの抗議デモについては違法と位置づけ、デモ隊が警察を襲撃し、「テロリストとして振る舞っている」とした。

拘束されているスーチー氏や大統領だったウィンミン氏の健康状態は良好だとしている。

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