EU離脱の英ブレグジット党、都市封鎖に反対し党名改名

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英国のEU離脱を訴えてきた「ブレグジット党」が、都市封鎖の反対を掲げ党名を変更/KENZO TRIBOUILLARD/AFP/Getty Images

英国のEU離脱を訴えてきた「ブレグジット党」が、都市封鎖の反対を掲げ党名を変更/KENZO TRIBOUILLARD/AFP/Getty Images

(CNN) 英国の欧州連合(EU)からの離脱を訴えてきた「ブレグジット(EU離脱)党」のナイジェル・ファラージ党首は7日までに、新型コロナウイルス対策の都市封鎖に反対するため政党名を「リフォーム(改革)UK」に変える方針を明らかにした。

ファラージ氏とリチャード・タイス委員長が地元紙デイリー・テレグラフ紙への共同寄稿で表明した。「対策が早急に必要な最大の懸案は新型コロナへの政府の悲しむべき対応」と批判し、「封鎖措置は機能せず、有害なだけ」と主張した。

また、新型コロナ予防策としては「相当な効果」を示しているとする北欧スウェーデンの集団免疫対策を提唱。ただ、同国は先月下旬、最多の新規感染者数が判明後、追加の予防策を発表していた。

英国では新型コロナの感染拡大の第2波を受け被害が急加速。ジョンソン同国政権は最近、新たな封鎖措置を発動していた。ただ、この対策には与党・保守党の間にも異論が出ている。

英国内では新たな封鎖措置への抗議活動も一部で起きているが、世論調査機関「ユーガブ」の最近の調査では国民72%がジョンソン首相の防疫策を支持する結果が出ている。

「リフォームUK」は現在、英国会で議席を保持していない。政党の改名は選挙委員会の承認が必要。

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