在沖縄米軍基地で感染者続出、シアトルからの到着便経由で感染か

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嘉手納基地から離陸する海軍のP8A「ポセイドン」=18年8月/Staff Sgt. Micaiah Anthony/US Air Force

嘉手納基地から離陸する海軍のP8A「ポセイドン」=18年8月/Staff Sgt. Micaiah Anthony/US Air Force

海兵隊員とその家族は、軍属も含めて、基地外の施設の訪問や、公共交通機関の利用、屋外での運動などが禁じられ、休暇を取ることも認められない。

嘉手納空軍基地のフェイスブックによれば、同基地も同様の措置を講じているが、空軍の規制は海兵隊に比べるとやや緩く、基地外の食品店や薬局へ行くことや、飲食店のドライブスルーの利用は許可している。

これに対して沖縄県の玉城デニー知事は、新型コロナウイルスが流行している間は、兵士らが米国などの基地から沖縄に来ることを認めるべきではないと述べ、いら立ちをあらわにした。

沖縄県によると、基地内の施設は新型コロナウイルス関連で隔離期間中の兵士らで満員状態になっていることから、沖縄に到着した米軍関係者らは、嘉手納基地に近い北谷町内のホテルに滞在している。

海兵隊の広報が13日に明らかにしたところでは、感染者は全員、沖縄県内にある海兵隊の兵舎で隔離している。さらに、沖縄に到着した海兵隊員や家族、米国人の軍属には全員、16日間の隔離を義務付けている。

13日には在韓米軍も、韓国に到着した米軍関係者11人が、新型コロナウイルスで陽性と判定されたと発表した。

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