人身売買業者3人に禁錮125年、クルド難民の男児死亡で トルコ

シリアからの脱出を図ったが途中で死亡したアラン・クルディちゃん(左)と兄/From Tima Kurdi/Facebook

シリアからの脱出を図ったが途中で死亡したアラン・クルディちゃん(左)と兄/From Tima Kurdi/Facebook

(CNN) 2015年にトルコの海岸に遺体が漂着したクルド人難民の男児の死をめぐる裁判で、同国の裁判所は13日、人身売買業者3人に禁錮125年の刑を言い渡した。

当時3歳だったアラン・クルディちゃんの遺体は15年9月、トルコ南西部ボドルムの海岸で見つかった。うつぶせの状態で砂浜に打ち上げられた痛ましい写真は、難民危機の象徴として世界中で大きく報じられた。

被告3人は人身売買組織の黒幕で、裁判中に逃走していた。国営アナトリア通信によると、数日前に中南部アダナで拘束されたという。最終的に殺意があったと判断され、ボドルムの裁判所で量刑を言い渡された。

アランちゃんらの死をめぐっては、すでに複数のトルコ人とシリア人が禁錮刑を言い渡されている。

アランちゃんと両親、兄(当時5)の一家は親類のいるカナダ西部バンクーバーを目指してシリア北部コバニを出発したが、ギリシャのコス島へ渡る途中で船が沈み、父のアブドゥラさんを除く3人が死亡。アブドゥラさんは3人の遺体をコバニへ運び、埋葬していた。この船ではほかにも9人の難民が死亡した。

国連によると、シリアからは11年以降、これまでに670万人以上の難民が逃げ出したとされ、人道危機は現在も続いている。

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