州が2度目の非常事態宣言、連日記録破りの猛暑 豚肉まで焼けた? 豪

森林の消火活動にあたる隊員=19日、オーストラリア/PETER PARKS/AFP/AFP via Getty Images

森林の消火活動にあたる隊員=19日、オーストラリア/PETER PARKS/AFP/AFP via Getty Images

(CNN) 大規模な森林火災と記録的な熱波が続くオーストラリアで、南東部のニューサウスウェールズ(NSW)州が19日、この2カ月で2度目となる非常事態を宣言した。

同州では今も100件近い火災が続き、消防隊が消火活動を続けている。事態は一層の悪化が予想されることから、グラディス・ベレジクリアン知事が非常事態宣言に踏み切った。

火災は2カ月にわたって続いており、気温の上昇に伴って状況は悪化。18日の最高気温はオーストラリア全土の平均で41.9度まで上昇、数日前の40.9度を抜いて、史上最高記録を更新した。

NSW州の非常事態は7日間続く予定。前回は11月11日に宣言が出されていた。州内では21日までたき火なども禁止される。

19日の消火活動は強風と熱波に阻まれて難航した。同日午前の時点で州内では97件の火災が発生していて、うち50件は延焼を食い止められない状態にあり、消防士1700人が出動している。

消防局によると、特にシドニー北西部にあるウォレミ国立公園地区の火災は41万7000ヘクタールを超す規模に拡大、現在も手に負えない状況にある。住民の避難は既に「手遅れ」だと消防局は述べ、火災から身を守るための行動を呼びかけた。

NSW州によると、今シーズンの火災ではこれまでに6人が死亡、800棟近い住宅が消失している。

一方、西オーストラリア州のパースは今週、3日連続で40度を超す猛暑に見舞われた。CNNの気象専門家によると、12月としては前例のない事態だという。

パース在住の男性は、39度の暑さの中で車の前の座席に豚肉1.5キロを放置したところ、10時間で中まで火が通ったとして、フェイスブックにローストポークの写真を掲載した。

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