オーストリアの名門バレエ学校、生徒に「喫煙推奨」の疑い 体型維持のため

ウィーン国立歌劇場=2007年2月/Johannes Simon/Getty Images

ウィーン国立歌劇場=2007年2月/Johannes Simon/Getty Images

(CNN) オーストリアのウィーンにある名門バレエ学校「ウィーン国立歌劇場バレエ学校」が、生徒らに対し日常的に喫煙を勧めて細身の体型を維持させているとの疑いが浮上した。当局による調査報告書で明らかになった。

報告書の概要によると、政府の特別委員会が同校を調査したところ、喫煙の推奨や生徒に屈辱を与える行為などを通じて児童の福祉をないがしろにしている状況が認められたという。

学校側はすでに生徒らによる公演回数を減らしたと発表。報告書の内容を検証し、より詳細な回答をするとしている。AFP通信が報じた。

同校をめぐっては今年4月にも、地元誌が生徒への身体的並びに精神的虐待に関する疑惑を報道。調査の結果、11歳のダンサーらに対し体を蹴ったり、体重を減らすよう日頃から圧力をかけている疑いがあると報じた。こうした虐待には性的暴行も含まれるとしている。

当時、同校は一部の生徒への虐待の事実を認め、調査報道を受けて教師1人を解雇したと発表していた。

今回の報告書では、若いダンサーらが喫煙によって体重を減らすよう指示を受け、名前に服のサイズをつけて呼ばれていたとしている。

また食習慣に関して相手を軽蔑するような発言があったとも指摘。生徒に摂食障害の兆候が見られても、学校側はトレーニングを控えさせることに極めて消極的だったという。

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