国際空港が一時機能停止、ハイジャック警報の誤作動で オランダ

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ハイジャック警報の誤作動、国際空港が一時機能停止に オランダ

(CNN) オランダのアムステルダムにあるスキポール空港で6日、ハイジャックを知らせる警報が誤作動を起こし、空港業務が停止したり警察が駆け付けたりする騒ぎがあった。その後安全が確認されたものの、欧州最多クラスの旅客が利用する同空港で、居合わせた大勢の人々の間に一時混乱が広がった。

警報の作動を受け、王立保安隊や救急要員が現場に急行。当時は犯人が人質を取っているとの臆測も飛び交っていた。

当局は航空機1機について、状況を調べていると発表した。現場を目撃した人たちは空港の一部が封鎖されたと伝え、大勢の利用客が困惑して立ち尽くす画像をネット上に投稿した。

しかしそれから1時間以内で混乱は収まった。警察は上記の機体について、すべての乗員乗客が無事であることを明らかにした。この機体はエア・ヨーロッパが運航するアムステルダム発マドリード行きの便だった。

エア・ヨーロッパはこの後ツイッターで、ハイジャックを知らせる信号が誤って作動してしまったと説明。実際には何も起きておらず、乗客は全員が安全な状態だとしたうえで、誤作動について謝罪した。

スキポール空港はロンドンのヒースロー空港、パリのシャルルドゴール空港に次いで、欧州で3番目に利用客数が多い。空港のウェブサイトが示すデータによると、毎月の利用客数は約650万人。

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