科学者1万1千人が気候変動対策訴え 「計り知れない苦しみ」生じる

気候変動対策を実施するよう科学者1万1000人が声明を発表した/David McNew/Getty Images North America/Getty Images

気候変動対策を実施するよう科学者1万1000人が声明を発表した/David McNew/Getty Images North America/Getty Images

(CNN) 世界各国の1万1000人を超す科学者が5日、気候変動に対する本格的な対策を求める声明を発表し、もし人類が今のままのやり方を変えなければ、「計り知れない苦しみ」を生じさせると予想した。

研究者らは、「ありのままの真実を語る道徳的責任」が自分たちにはあると強調している。

この報告書は世界150カ国以上の科学者の連名で、科学誌バイオサイエンスに掲載された。気候変動について「裕福な生活スタイルに伴う過剰消費と密接な関係がある」と位置付けている。

その上で、10代の環境活動家グレタ・トゥンベリさんに賛同して、行動を起こそうとしない世界の政治家を批判。「40年にわたる地球温暖化交渉にもかかわらず、わずかな例外を除いて我々は普段と変わらない活動を続け、大部分でこの窮状に対する対策を怠った」と指摘した。

報告書では最悪の壊滅的事態を免れるために必要な対策として、化石燃料の代替、メタンや煤煙のような環境汚染物質の排出削減、食肉の消費量削減、生態系の再生と保護、カーボンフリー経済の確立、家族計画サービスや女子教育への投資を通じた人口増大の安定化の6項目を提言している。

筆頭筆者の1人、フィービー・バーナード氏は、こうした変化について「犠牲」と受け止めるのではなく「ストレスに感じる事柄を転換させる」手段と受け止めなければならないと述べ、その一例として、危険運転や車の渋滞、大気汚染などを挙げた。

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