ジョンソン英首相、共同記者会見を欠席 EU離脱問題の抗議避ける

ジョンソン首相が立つはずだった空間を指し示すベッテル首相/YVES HERMAN/REUTERS

ジョンソン首相が立つはずだった空間を指し示すベッテル首相/YVES HERMAN/REUTERS

ルクセンブルク(CNN) 英国の欧州連合(EU)からの離脱をめぐる協議でルクセンブルクを訪問したジョンソン英首相が、ルクセンブルクのベッテル首相との会談後に開催された共同記者会見を欠席する出来事があった。

英政府の情報筋によれば、ジョンソン首相は当初屋外でベッテル首相とともに記者会見に臨む予定だったが、デモ参加者からの声などを避けるために屋内で記者会見を行うよう英当局者が要請を行った。しかし、ベッテル首相はそのまま記者会見を進め、ジョンソン氏が立つはずだった演台も撤去しなかった。

ベッテル首相は1人で臨んだ記者会見でジョンソン首相を非難。EU離脱のプロセスは「悪夢」に変わり、離脱協定の代替案もなかったと指摘した。

ベッテル首相の発言中、人数は少ないが騒々しい集団から拍手や歓声があがった。その多くはルクセンブルクに住む英国籍の人々だった。

ベッテル首相はEU離脱について、EUの選択ではなく英保守政権の選択だと指摘。「政党の政治的利益のために我々の未来を人質に取ることはできない」と訴えた。

ジョンソン首相は英国メディアの取材に対し、共同記者会見を欠席したことについて、多くの騒音によって「我々の要点がかき消されるかもしれないと考えた」と説明した。

ジョンソン首相は今回のルクセンブルク訪問でEUのユンケル欧州委員長と会談。ジョンソン氏が英首相に就任してからユンケル委員長との会談は初めてだった。

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