キューバで憲法改正めぐる国民投票、賛成87%

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憲法改正をめぐる国民投票で票を投じるキューバのディアスカネル国家評議会議長(左)/RAMON ESPINOSA/AFP/AFP/Getty Images

憲法改正をめぐる国民投票で票を投じるキューバのディアスカネル国家評議会議長(左)/RAMON ESPINOSA/AFP/AFP/Getty Images

(CNN) カリブ海の島国キューバで24日、憲法改正案への賛否を問う国民投票が実施された。暫定結果によると賛成票が約87%を占めた。

当局が25日、首都ハバナでの記者会見で発表した暫定結果によれば、投票総数780万票のうち、9%に相当する70万票余りは反対。4%が白紙または無効票だった。正式な結果は最終集計の完了後に発表される。

憲法改正案は政府と一般市民による数千回の対話を経て起草された。冷戦下の1976年に制定された現行憲法を改正し、私有財産の容認や外国投資の促進を盛り込んだ。大統領の任期は5年、最長2期までに制限する。

ただし共産党の一党支配体制に変わりはない。

国民投票に向けて、国内各地に改正案への支持を呼び掛けるポスターが張られた。反対運動は阻止されたとの声もある。

国家元首のディアスカネル国家評議会議長はツイッターの公式アカウントで、賛成票を入れることには「帝国による中南米への介入に抵抗する」意味があると呼び掛けていた。

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